2006.06.22

第1回弁論準備手続 その2

和解する気はない、と突っぱねるか、それとも私からある程度の金額を提示するのか、裁判所に向かう地下鉄の中でまでずっと考えていた。というのも、何だかここまで来ると、数万単位のお金でどうこういう話でもないのだから、世の中に残る判決という形のほうがよいのではないか、と。地裁に移送された段階では、とことんやるつもりだったし。

ただ、判決となると、絶対勝つと思っていた敷金返還訴訟の場合とは違って、負ける恐れもある。できれば、評価損を認めない(=訴え棄却)という判決は、たとえ地裁レベルでも、残したくない。

なので、いろいろ考えた末に、裁判官に対しては、訴額は14万3000円なのに対して、判例で多く認められている「修理費の3割」を基準とした12万円であれば和解に応じてもよい、という話をした。私にとって好印象だったのは、裁判官からは「評価損が認められないケースもある」というような話は一切なく、金額に対して、いくつかコメントをされただけだった。この裁判官は評価損肯定派とみた!

となると、もし負けないのであれば、私と同じように評価損で損保と闘っている人のために、裁判を継続して、評価損を認めるという判決をもらったほうがいいような気もしてきた。

とはいいつつ、裁判所というのは所詮紛争解決の場でしかないのだから、公憤であまり意地になっても仕方ないので、とりあえずは相手の出方を待つことになる。被告代理人は決裁ができないので、持ち帰って保険会社と被告と相談、ということになった。

というわけで、次回もまた弁論準備手続。7月中旬になる。長いなぁ〜

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2006.06.21

第1回弁論準備手続 その1

6月19日の15時から「弁論準備手続」が行われた。東京地裁14Fの民事第27部の書記官室に出頭すると、窓のない小部屋に案内され、裁判官と被告代理人(関弁護士)と私の3人が着席。書記官は出席しないみたいだ。

最初に、週末のお勉強の成果を詰め込んだ「原告準備書面1」を提出。正副2通提出したうちの1通に被告代理人が表紙の右下にハンコを押したものを、裁判官に渡す。そんなお約束なんだね〜

今回初の準備書面においては、中古車販売業者に修復歴の表示義務があるほどの著しい損傷であった、ということと、評価損そのものについての私の見解を記載している。大部分は、先日紹介した「赤い本2002年版」のパクリである(笑)。

裁判官はその場で準備書面を斜め読み。「『リヤサイドメンバー』というのは、この写真で言うと、どの部分ですか? 後輪の前ですか、後ろですか?」と聞かれ、「すみません、わかりません」と言うと、「あなたが書いたのではないのですか?」と、裁判官に苦笑されてしまった。ちょっと失敗か?(笑) 

裁判官からの、何かありますか?という、ものすごいオープンクエスチョンに対し、被告代理人からは、「査定協会の証明については、査定のプロセスが明らかでないので、立証が不十分と考えます」とのコメント。私はそれに対しては、「判例で認められている修理費用の2〜3割という基準から大幅にぶれているわけではないし、査定協会の証明書自体も裁判所には多く提出されているし、そもそもたいした金額でもないので、これについて詳しく立証することは考えていません」というような返事をした。裁判官からも「費用対効果を考えても、そうかもしれませんね」というようなコメント。

裁判では査定協会の証明書を根拠にするよりも、大雑把に修理費用の3割、というような請求をしたほうがいいのかしらん。

その他には特に何もなく、こんどは一方が席を外して、個別に裁判官と話をすることになった。

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