2006.08.25

和解拒否 その2

最後に、先方から興味深い質問。でも、これは想定内。

弁護士 「12万円なら、まだ和解の余地があるということですか?」
 私  「もしそういう提案をいただければ、そのときにあらためて考えます」
弁護士 「では、一度持ち帰って検討します」
裁判官 「行ったり来たりだと、いつまで経っても終わらないので、判決期日を決めてしまいましょう」

というわけで、9月下旬に判決期日が定められた。もしそれまでに当事者間で和解の意向があれば、裁判所まで連絡ください、とのことだった。和解を拒否したものの、結果的に私の追加的な負担はほぼ無く、後は判決を待つだけとなった。この先、高裁に控訴したりされたりするなら話は別だが…

これで先方が12万円の案を飲むと言ってきたら、それはそれで厚顔無恥の噴飯モノだが… まぁ、万が一そんな提案があったら、本当にそのときはそのときで考えたいと思う。もし判決を避けたいのなら、請求を認諾されたらいかがですか?と、裁判官が退席後にチクリと言っておいたのだが…

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2006.08.24

和解拒否 その1

第3回弁論準備手続が終わった。お伝えしていたように、相当悩んでいたのだが、読者の方のコメントに勇気付けられただけでなく、知恵まで付けていただいたので、結局は和解を拒否する旨を伝えてきた。

裁判所に出かける直前に、ブログのコメントに目を通していたら、Seeadlerさんから「拒否するにしても上申書を提出しておいたらどうか」という趣旨のご意見をいただいたので、「これはもらった!」と思い、急いで上申書を作成。コメントを読んでから出かけるまでに5分しかなかったので、ごく一部を除いては、完全にSeeadlerさんのコメントのコピペ。なので、この上申書の著作権はSeeadlerさんにあります(笑)

裁判所で上申書を提出後、まずは裁判官と個別の話し合いだったのだが、私から裁判官に対しては、今更和解したいと言われたところで、もう金額の問題ではなく心情の問題なので、判決を望む旨を伝えた。「裁判官には申し訳ないのですが…」と付け加えると、「いや、判決を書くのが仕事ですから」と、にっこり。あぁ、いい人でよかった。中園浩一郎裁判官は最高です。

続いて、先方の弁護士も入って、3人での話し合い。「これで判決を出したいと思っているのですが、追加で主張・立証することはありますか?」との裁判官の質問に対し、相手方は「いや、てっきり和解に応じていただけるものだと思っていたので・・・」と本音がポロリ。私からは「特にありません」と返答。

ここで裁判官から、私に対して、「以前お尋ねした『リアサイドメンバー』について、何かわかりましたか?」と質問。「いや、すみません…」と不勉強ぶりを露呈すると、「こういう車の細かい部分はわかりにくいんですよね〜。でも、中古車販売業者に表示義務がある損害であることについては、被告さんは認めておられるんですよね?」と被告に確認。すると、「それも含めて、車体の骨格部分にいたる損傷であることを認めています」との返答が得られたので、まぁ、これで事実関係については、争いの余地無しといったところだろう。(つづく)

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2006.08.23

和解勧告の行方 その2

今日は、裁判所の書記官からも留守電にメッセージが残されていた。和解に応じるかどうか、私の意向が聞きたいらしい。メッセージを聞いたのが裁判所の営業時間終了後だったので、もう少し考えることにする。まぁ、次回期日の場で返事をしてもいいのだろうけど。

相手方のこれまでの主張を振り返ってみよう。

簡裁では、私は調停的解決を求めたいので簡裁での審理が適切と主張したのに対して、相手方は、交通事故事案の専門性を理由に地裁への移送を要求した。

地裁では、私が修理費の30%を基準として12万円なら和解してもいいと言ったのにもかかわらず、相手方は「波及効果」を懸念して、それも拒否した。

それが、この段になって、手の平を返したように、裁判所が提示した和解案に応じると言ってきたのだから、それには何か理由があるのである。いったい「波及効果」の話はどこにいったのだろう? 経緯から察するに、金額はともかく、評価損を認める判決が出ると判断したのだろうから、ここで私が和解に応じて、結果的に判決を回避してしまうと、相手の思う壺とも言える。

その一方で、正直言って、これ以上続けるのは面倒くさい、という思いもある。事故に遭ってからまもなく満1年である。私さえ承諾すれば、裁判は終わり、8万円が回収できる。仕事に穴をあけなくても済む。

だが、それでいいのだろうか?

悩んだときは、原理原則に立ち返って判断するよう、某有名経営者には何度も教えられた(←ビジネスマンぽい)。そもそも、私は何のために闘っているのかと言うと、別にお金が欲しいわけではない。評価損を支払うよう求めた私に対して、評価損は裁判所では認められていないので諦めろというデタラメな文書を送りつけてきた保険会社に対して、世間を代表したつもりになって憤っているのである。

そして、相手方の嫌がることをするのが、訴訟の鉄則。判決を求めた結果として、万が一減額されようとも、所詮は数万円の端金ともいえる。数万円レベルの損得勘定よりも大事なことがあるような気もする。

とはいえ、相手方が和解を受諾すること自体が事実上の勝利とも言えるので、まだまだ悩むのであるが…

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2006.08.21

和解勧告の行方

家の留守電に先方の弁護士からメッセージが入っていた。

被告も保険会社も、裁判官の8万円での和解勧告に応じたい、ということ。

さて、どうしたものか… 数日後の次回期日までに結論を出さないと。。。

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2006.07.30

期日延期

次回期日と指定された7月28日の2日前になって、先方の弁護士から連絡があり、期日を延期したいとのこと。既に裁判所から候補の日時を複数もらっているので、都合のよい時間を折り返し連絡いただきたいと、留守電にメッセージが残されていた。

私の和解案を拒否したときのロジックからすると、12万円だろうが8万円だろうが拒否するはずで、もめるはずもないのだが、なぜか調整がつかなかったようだ。

以前にも書いたように、保険会社としては、評価損を認めるという判例は残したくないはずだ。これまでの裁判官とのやりとりを通じて、評価損を認める判決が出そうな風向きを感じとって、和解に応じた方がよいと思い始めたのだろうか。

というわけで、裁判官が望むように、夏休み前に終わることは無理になってしまった。次回期日は8月下旬。先が長いな…

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