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2005.06.20

40万円の原状回復工事費用請求!?

hiyoumeisai

今年3月21日に、約2年1ヶ月間住んだ、賃料167,000円の、1LDKのマンションを引き払った。

翌3月22日付で賃貸借契約は合意により解約されているが、その後、敷金がなかなか振り込まれないので、電話とメールで催促をした結果、6月上旬になってようやく清算書が届いた。

ところが、いったいいくら返ってくるのだろう?と、期待と不安の入り混じった気持ちで封筒を開けてみると、驚いたことに、「原状回復工事費用」として、約40万円の請求書が!

敷金と過払家賃(解除日以降の日割家賃と管理費)では足りず、追加で約2万円を振り込めとのこと。

これまで、仕事や家庭の都合もあって、過去11年間で10軒の賃貸物件を移り住んできた。その経験を生かし、比較的きれいな使い方をしたと自負しているし、これまで、そんな理不尽な金額を請求されたこともない。

その部屋では、誰もタバコを吸わなかったし、ペットを飼ってもいないし、もちろん、リフォームに類することも一切していない。

なので、どう考えても、40万円の請求は常軌を逸しているとしか思えない。

これまでの経緯については、今後紹介していくつもりだが、これに先立つメールでのやりとりから察するに、この貸主には、貸主と借主の権利義務に関する基本的な理解が欠如しているらしい。

国土交通省の『原状回復のガイドライン』や『東京ルール』を「知っている」と言いながら、その精神や、個々の内容については、ほとんど理解できていないようだ。

であれば、貸主と1対1での交渉を繰り返しても、平行線にしかならないだろう。私としては、泣き寝入りするつもりはもちろんのこと、中途半端に妥協するつもりもない。もしかすると、借主が責めを負うべき部分もあるかもしれないが、それも含めて、法的に白黒つけるしかない。

というわけで、このブログは、今から始まる、貸主との戦いのリアルタイムの記録である。

ブログの中では、国土交通省のガイドラインを紹介したり、判例を紐解いてみたり、法的手続の実践的な内容を含めてみることによって、同種のトラブルを抱える人たちの参考になる内容にできればと思っている。

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コメント

私も敷金が返してもらえなかった経験があります。
昔からの付き合いで催促できず、泣き寝入りでした。
応援しています。がんばってください!

投稿: ジョンフン | 2005.06.20 21:20

ジョンフンさん、早速のコメントありがとうございます。
昔からの付き合いであれば、やりにくいですよね…
私は、幸い(?)何のしがらみもないので、自ら信じるままに白黒つくまで突き進むつもりです。ぜひ今後とも応援よろしくお願いします!

投稿: mits | 2005.06.20 22:01

初めまして。
私は今初めてのアパート住まいをしています。
今の大家にはあんまり強欲さを感じないので、たぶん大丈夫だと思いますが、今の家を出る時になってどう出るかわからないし、ちょっと勉強させてもらいたいと思いました。
頑張って下さい。敷金が戻ることを願ってます。

投稿: φ | 2005.06.21 00:36

φさん、コメントありがとうございます。
強欲でなくても、単に大家に知識がないだけで、借主が不利益をこうむることも十分あります。そうならないためにも、ぜひときどきのぞいてみてください。

投稿: mits | 2005.06.21 18:48

こんにちは。法子です。

このケースは消費者契約法10条の適用がありますから、
なんなく、敷金は返還されるでしょう。私の敷金返還訴訟
の経験からも、苦はないといえます。

投稿: 法子 | 2005.06.23 23:27

こんにちは。
今、賃貸不動産のオーナー会社に勤めていますが、ひどい話ですね。
私も務める前の無知な状態で、さんざん不動産オーナーにお金を騙されていたので、知識って大切だなとつくづく思います。

いいオーナーは意外に少ないですし、個人のオーナーは宅健持ってない事が多いので、法律違反を当たり前にしていますよね。
困った話です。

楽しく読ませていただきました。

投稿: Madoka | 2013.09.10 14:50

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