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2005.06.21

初めての内容証明

どう考えても訴訟は避けられないように思うが、提訴する前に、敷金返還を請求する文書を、内容証明郵便で貸主に送って、「やるべきことはやった」という証拠を残しておいたほうがいいらしい。これに対して返事があれば、先方の主張内容もわかるので、一石二鳥とのこと。

とはいえ、内容証明なんて物騒なものを送るのは、幸運なことに人生初の経験なので、まずは情報収集。

ネットで「内容証明」を検索すると、行政書士事務所を中心に、多数ヒット。どのサイトでも詳しい書き方が懇切丁寧に紹介されている。ここまで親切だと、行政書士に依頼する人もいなくなるのでは? という素朴な疑問も生まれるほどだ。

それらによると、内容証明はフォーマットがきっちり決まっているが、20字×26行であれば、縦書きでも横書きでもいいとのこと。であれば、ワープロソフトで設定すれば簡単に打てそうなものだが、「自動処理で文末に句読点がはみ出す恐れがあるので、19字×26行で設定したほうがいい」とまで書いてある。何て親切なんだ!

肝心の記載内容については、当ブログの「お役立ち本」でも紹介している、京都弁護士会の「Q&A敷金・保証金トラブル」に紹介されている雛形を参考にして、以下のように書いてみた。(長文ですみません)

敷金等返還請求書

冠省 私は、貴殿から○○(マンション名)××号室(以下、「本件物件」といいます。)を平成15年2月から賃借しておりましたが、平成17年3月21日に既に明け渡しを完了しております。

私は、本件物件賃借時、貴殿に対し、敷金334000円を差し入れています。

また、平成17年3月22日に賃貸借契約を解約しましたが、同月の家賃を同年2月に既に31日分支払っているため、同年3月23日以降31日までの日割り家賃48484円および日割り管理費2613円を返還いただく必要があります。

よって、本書をもって、貴殿に対し、本書到達後5日以内に、右未払の敷金および過払家賃および過払管理費を合計した金額から、賃貸借契約締結時に明示的に合意した鍵交換費用10050円を差し引いた、375047円に、賃貸契約書第5条4項に基づき、明け渡し後1ヶ月を経過した翌日以降支払当日までの日歩5銭の遅延損害金を加えた金額を、下記口座に振込入金されるよう請求します。

○○銀行○○支店、普通預金、(口座番号)、○○○○名義

貴殿は、私に対し、「原状回復工事費用」の名目で404591円の支払請求をされていますが、前述の鍵交換費用を除き、これらはいずれも通常使用による損耗の回復費用であり、法的に賃借人に請求できるものではありませんので、本書をもって、上記「原状回復工事費用」の支払は拒否することをご通知します。

なお、上記期間内に請求金額のお支払がない時は法的措置をとることを申し添えます。草々

平成17年6月×日

差出人住所氏名
受取人住所氏名

ほぼ雛形のままなのだが、過払家賃の部分と、鍵交換費用の部分を、自分の事情に合わせてアレンジしたので、素人の作文では若干不安になり、友人の弁護士にメールで送って、ちょっと見てもらうことにした。

添削結果は、また明日以降。

さて、当ブログ開設にあたり、あらためていろいろと検索をしてみたところ、「敷金問題研究会」代表の増田尚弁護士(大阪弁護士会)のブログを発見。勝訴した例の紹介もあり、非常に勇気づけられる。

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コメント

トラックバックいただきました。敷金問題研究会共同代表の増田です。
当会のサイトやブックレットが解決のご参考になれば幸いです。

投稿: 増田尚 | 2005.06.22 23:24

増田先生、訪問&コメントありがとうございます。サイトとブックレット、大いに参考にさせていただいています。ぜひ今後もときどきいらっしゃってください。

投稿: mits | 2005.06.23 21:06

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