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2005.06.29

室内クリーニングは日本の伝統的美徳?

昨日の続き。貸主からの返事は次のとおりだった。

お返事の中でいささか趣旨の取違があるようです。

クリーニングについて質問させて頂いたのは自分でつかったものを自分できれいにするか否かということです。当社としてはつぎの借り手を捜しやすくするというより自分で使用した部屋を自分できれいにして退出すると言う事は日本の伝統的美徳に基づく慣習的な事と捉えております。ハウスクリーニングをするか否かではなくコストについては物件を探している時にきれいにクリーニングされている事を内見時に確認して退去時に借主がハウスクリーニングの費用を負担する旨が明言されているの契約書(正確には別紙添付書類にハウスクリーニングに関する文言がありますが。)に同意頂いて入居して頂いてますからコストの負担に問題があるとは思えません。

思わず「はっ?」と聞き返したくなる。どうやら、彼は論点の整理すらできず、感情のままに書き綴っているようだ。実は、これに先立つメールでは、貸主はこんなことを書いている。

原状回復について誤解が無い様にお伝えいたしますが、国交省ガイドラインについては私共もよく理解しておりガイドライン発行以後の契約についてはガイドラインに沿った内容のものを使用いたしております。

「よく理解している」つもりらしいが、突っ込みどころ満載である。

ちなみに、ガイドラインのうえでは、室内クリーニングについて、以下のような記載がある。

賃借人が通常の清掃(具体的には、ゴミの撤去、掃き掃除、水回り、換気扇、レンジ回りの油汚れの除去等)を実施している場合は次の入居者を確保するためのものであり、賃貸人負担とすることが妥当と考えられる

もちろん、私は常識人として、日本の伝統的な美徳に基づいて(笑)、その程度の清掃は行って退去したことは言うまでもない。

室内クリーニングの費用負担について契約書に記載がある場合については、少なくとも前述の消費者契約法10条による保護があると思われるが、それについては、また次回。

このブログと同様、リアルタイムの記録を発見。敷金返還闘争blog(タイトルも似ている)では、訴状提出に至ったところ。お互い頑張りましょう。

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