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2005.10.01

初回口頭弁論〜予期せぬ被告出席〜

第1回口頭弁論が終わった。

早めに傍聴席に入り、受付カードに名前を記入して待つ。あらかじめ書記官から、被告は出席しないと聞いていたので、10分程度で終わるつもりでいた。提出書類の確認と、次回口頭弁論期日の設定くらいしかやることはないのだから、早ければ5分で終わるはずだった。

いくつかの貸金訴訟を傍聴しているうちに予定時刻になったので、廷吏が私の名前しか記入されていない受付カードを回収し、本件の事件番号と原告被告の名前を読み上げると、いつのまにか傍聴席に座っていた貸主が法廷内に入っていくではないか。先に入って原告側の席に座ろうとするし。おいおい、そこは私の席だよ。ようやく被告の座るべき席に座った被告は、その場で何やら書類への記入を促されている。

書類記入が終わったところで開廷。裁判長は、まず双方の出席者の氏名を確認したうえで、「原告は訴状のとおり陳述、被告は答弁書のとおり陳述ですね」、と確認。そのうえで、私の「請求の趣旨」について触れ、「敷金と過払賃料の返還のうち、過払賃料については争いがないですね」と被告に確認。すると被告は、「いや、契約書にも書いてあるとおり、原状回復の費用を払ってもらわないといけないので敷金も家賃も…」というようなことを言い出すので、裁判長が止めに入る。裁判長は、争点を明確にしようとしているのだが、その意図が伝わらないらしい。噛み合わないやりとりの末、過払家賃については争いないことを認容。そりゃそうだ。

続いて、「契約書とか、明渡日等についても、争いないですね」とも確認。これも被告は認めた。これで、敷金債権の存在と明渡の事実について、争いのない事実として確認できたことになり、あとは被告側が私の原状回復義務について立証する、ということに論点が絞られた。

そのうち答弁書についても紹介するが、被告から提出された答弁書には、原告の言い分のうち、何を認めて何を争う、というような基本的な主張が抜け落ちているので、裁判長にしてみると、うんざりしたのだろう。裁判長は、被告に対して、もっときちんと証明してもらわないといけない、という趣旨の話をしたうえで、まずは話し合いをしてください、という流れになってしまった。まぁ、裁判長もできることなら判決文を書きたくないだろうから、和解を勧めるのはしかたがない。

で、司法委員(年配の男性)に連れられて、和解室に移動することになった。続きは次回。

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