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2006.02.14

偽装計算書

私から被告への追加質問。

●1月9日付の被告準備書面(PDF)で、玄関壁クロス11平米、というような、平米数に関する記述がありますが、これはどのように算出したのですか?
→ 竣工図にしたがって計算した。

●竣工図というのは、準備書面に添付されていた、この図面(PDF)ですか?
→ それは採寸図なので、少し違います。

●つまり、計算根拠を明確にせずに主張しているということですか?
→ …

●試しにこの寸法図から玄関ホールの壁クロス3面の面積を計算すると、約6平米しかありませんよ。どうしてこれが11平米になるのですか?
→ ですから竣工図を元にしないと…

●寸法図と竣工図で、そんなに違いが出るんですか? 違いが出るのなら、その理由は何ですか?
→ …

ここで、被告従業員が「裁判長!」と傍聴席から声を上げるが、裁判長が「あなたは黙っていてください」と厳しく言う。そして、裁判長が、「これは甲第5号証の3(PDF)の原状回復費用明細書から引用しているのではないですか?」とコメント。そうなのである。最初から被告にはそう言ってほしかったのだが、勝手にドツボに落ちてしまった(笑)

私は質問を続ける。

●「原状回復費用明細書」は、どのように作成したのですか?
→ 業者の請求書の内容を写したものです。

●何でそんなに、めんどくさいことをするのですか?
→ めんどくさいって、そうじゃないほうがめんどくさい…(意味不明)

ここで裁判長が、「自分の会社で工事したわけではないのですか? 業者に工事させたのなら、その業者からの請求書はありますか?」と質問。

被告は書類の束の中から探してみるが、この被告が持ってきているわけがない(断言)。

裁判長が、「原告はどうしますか?」と聞くので、「さきほど指摘したように、平米数に水増しの可能性があります。被告が水増ししたのか、業者が水増ししたのかは、わかりませんが…」と言うと、「では、次回までに、被告にその書類を提出してもらいましょう。それでもう一度審理ということで」、という結論になった。

質問のなかで、「こういうのを、世間では『偽装計算書』って言うんですよ!」というタイミングを見計らっていたのだが、言い損ねてしまった(笑) もう、気分は、民主党議員。

というわけで、次回期日は3月3日(金)となった。2月20日までに、被告が業者の請求書などの書類を提出するらしいので、それを受けて、また私が準備書面を書くことになる。今度こそ、三度目の正直で、結審だろう。

第4回口頭弁論期日編、もう少しだけ、次回に続く。

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