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2006.03.31

判決正本

判決正本が届いた。
※例によって原本をOCRで読み込んで、個人情報を消去したうえで、PDFで公開する。

原告が負担すべき原状回復費用とされた3万8213円の内訳について、いろいろ考えをめぐらせていたのだが、実際の判決の内容は想像とは若干異なっていた。

詳しくは判決文を参照していただきたいが、簡単に言えば、私が負担すべき費用は、

■玄関壁クロス張替費用の全額 1万0395円
■フローリング補修費用の半額 2万7818円

の2つだった。裏を返せば、玄関壁以外のクロス張替費用とか、塗装費用とか、クリーニング費用とか、鍵交換費用は、いっさい認められなかったということになる。

認められた部分について、私なりの反論はあるのだが、それは万が一控訴された場合の付帯控訴のネタにするとしよう。

それにしても、かなりどんぶり勘定で、官僚的な印象を受ける判決。私の主張が足りなかったのか、それとも、裁判官がよっぽど面倒くさかったのか(笑)

今後しばらくは判決の内容を精査していくことにする。

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2006.03.30

特別送達

留守中に裁判所から特別送達が届いたようで、不在票がポストに入っていた。判決正本に間違いないだろう。

なんとか明日中に受け取って、このブログで判決の内容を紹介しようと思う。

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2006.03.29

過去のメールから

判決が出たのを機に、あらためてこれまでの経過を読み返していると、今読むとひときわ面白い記述があったので、あえて再掲してみる。以下は、貸主から私への昨年5月時点でのメール。

何らかの行き違いで少額訴訟の提訴をすると言う事であれば、当社としては誠意を持って契約に基づいて賃貸借の作業を行ってきているつもりですし後ろめたい事は何もありませんので受けて立つ用意はあるのですが、ただ、少額訴訟の欠点として結審を急ぐあまり契約の内容他、十分な審理がなされないで判決が出ることが多くあるように思いますので裁判所に充分な審理をしてもらい双方が納得できるよう少額訴訟を本訴に切り替えてもらい対応するつもりです

貸主のお望み通りに、少額訴訟ではなく、私から通常訴訟として提訴し、5回もの口頭弁論を行って、「裁判所に充分な審理」をしてもらったはずなので、きっと「双方が納得」できる判決になったことだろう。

ちょっと感じ悪いかな。

その他の珍妙なやりとりについては「04.貸主からのメール」を参照されたい。

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2006.03.28

有志によるビラ配布

問題となっている物件に今現在住んでいる方からメールをいただいた。

どうやら、「本マンションに住むブログの一読者」の方が、今回の判決を機にして、住民の方に対して注意を喚起するビラを作成して、ポスティングしてくれたらしい。以下、メールで送っていただいたビラの内容。

退去時の敷金精算にご注意を

★昨年2月まで(←注:正しくは3月)××405号室に居住していた方が、退去時にMホームから約40万円もの原状回復費用を請求されました。

★借主の方は納得がいかずMホームのK社長と交渉を繰り返したものの平行線に終わったため、裁判所に提訴して法的な解決を求めました。(東京簡裁平成17年(ハ)第13708号事件)

★計5回にわたる裁判ののち本年3月24日に判決が言い渡されました。判決ではMホームの請求額のわずか一割にも満たない約3万8000円しか原状回復費用として認められませんでした。

★交渉および裁判の経緯は「ビジネスマンの敷金返還闘争記」として日記形式で逐一公開され、全国の敷金問題に苦しむ人々のあいだで人気のブログとなっています。

★ビジネスマンの敷金返還闘争記
  http://mitskan.cocolog-nifty.com/shikikin/

入居者の皆様はMホームからの請求内容にはくれぐれもご注意ください。

本マンションに住むブログの一読者より

まったく思ってもみない反響だったが、私の敷金返還闘争とブログによる情報発信をきっかけにして、少しでもデタラメな請求の被害に遭う方が少なくなるのだとしたら、非常にうれしいことである。これでこそ、ブログをやってる意味もあるというものだ。ビラを作ってくれた方は、きっとこの記事も読んでくれていると思うので、私宛のメールでかまわないので、ぜひ名乗り出ていただきたいと思う。(何も出ませんが<笑>)

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2006.03.27

訴訟費用

訴訟費用のうち9割が被告の負担という判決だが、この「訴訟費用」を確定するためには、第1審の裁判所の書記官に「訴訟費用確定申立書」と「費用計算書」を提出しなければならない。いろいろと調べてみたところ、この訴訟費用に含まれるもののうち、私が負担した費用として当てはまりそうなのは、以下の6項目。

■訴えの手数料(印紙代)
= 4000円

■書類の送達費用(裁判所に納めた切手代)
= 9630円

■旅費
= 300円(10Km以内)×5回(口頭弁論の回数)
= 1500円

■日当
= 3950円×5回(口頭弁論の回数)
= 19750円

■書類作成費用
= 2500円(5通まで)+1000円(6通〜15通まで)
= 3500円

■法人資格証明書取得費用(訴状添付書類)
= 1160円×1通
= 1160円

合計 39540円

となるはず。

判決確定後にでも、簡裁内の相談窓口に行って書類を作成しようかと思っている。それにしても日当安いな(苦笑) 旅費もこれだと毎回80円の赤字なんだけど(爆)

※司法書士の方のブログ記事【「訴訟費用」回収のススメ】を参考にさせてもらった。

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2006.03.26

今後の展開

今後の展開について、差し障りのない範囲で整理しておく。

おそらく週明けにでも、「判決正本」が原告及び被告宛に特別送達郵便で届けられる。控訴する場合、判決正本を受け取ってから14日以内に控訴状を提出しなければならない。逆に言えば、送達から14日経過しないと、この判決は確定しない。

ちなみに、控訴する場合は、第一審が東京簡裁なので、控訴審は東京地裁になる。上告審は東京高裁なので、どう転んでも最高裁には行けそうにない。残念(笑)

今回の判決では、私の主張の全てが認容されたわけでなく、法律上はあくまで「一部勝訴」なので、認められなかった3万8213円につき争うつもりがあれば、私も控訴することができる。まだ判決理由を読んでいないため、3万8213円の根拠は明らかではないが、この程度の金額であれば、理由はともあれ、私自身は控訴するつもりはないので、あとは被告の出方を待つことになる。

その一方で、この判決には仮執行宣言が付与されている。どういうことかというと、もし被告が控訴した場合、つまり、原判決がまだ確定しない場合でも、私がその気になりさえすれば、差押等により、貸主に対して支払いを強制することが可能なのである。もちろん、事前に穏便に支払いを求めるというステップを踏む必要もないので、貸主の立場からすると、ある日突然、執行官が貸主の事務所を訪れて差し押さえを行うということが、いつ起こってもおかしくない状況になったのである。

シビアなようだが、裁判で勝つとは、そういうことである。さすがは国家権力。ビバ勝訴!

判決の第2項にある訴訟費用については、ちょっと面倒な手続きが必要になるが、それについてはまた次回。

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2006.03.25

またまた切手の追納

書記官から自宅の留守電にメッセージが入っていたのだが、なんでも切手が630円分足りないらしく、判決文が送達できないらしい。そんなことは早く気づいてほしかった…。早速追加で切手を送ることにする。早く判決文が読みたいもんね。この裁判で使用した切手代は、これで累計9630円になる。

ちなみに、「主文」の内容を尋ねるために書記官に電話をした際に、とりいそぎFAXで判決文を送ってもらえないかとお願いしてみたのだが、「送達すべき文書なので、FAXではお送りしてないんですよー」との返事。送達は送達、FAXはFAXだと思うのだけれど、お堅いのですね。

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2006.03.24

判決速報

待ちに待った判決当日。裁判所には行かなかったが、やはり気になったので、書記官に電話して主文だけ先に聞いてみた。

主 文

1. 被告は原告に対し金34万6884円、及び、うち、金29万5787円に対する平成17年4月22日から支払済まで日歩5銭の、うち、金5万1097円に対する平成17年3月23日から支払済まで年5分の、各割合による金員を支払え

2. 原告のその余の請求を棄却する

3. 訴訟費用は10分し、その9を被告の負担とし、その余を原告の負担とする

4. この判決は仮に執行することができる

(聞き書きなので表記や表現に若干の違いはあるのはご容赦いただきたい)

私が請求していた38万5097円のうち、34万6884円が認められた。つまり、この差額である3万8213円が、私が負担すべき原状回復費用ということになる。

貸主からの元々の約40万円の工事費用請求に対して、裁判所はその1割にも満たない金額しか認めなかったとも言える。

これはまさに完全勝利といってよいのではないか。

今日は速報のみ。これから祝杯をあげよう。

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2006.03.23

明日は判決

明日、ようやく判決期日を迎える。

判決期日に出席する必要はないので、簡裁に出向く予定はないのだが、やはり少しでも早く知りたいので、仕事の合間に書記官に電話をして、主文だけでも先に聞いておこうかとも思っている。その場合は、すぐにこのブログでも公開するが、もし連絡ができなかった場合は、判決が届くのを待って公開することになるので、しばしお待ちを。

さて、どんな判決が出ることか。

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2006.03.06

当然の和解拒否

金持ち喧嘩せず」発言の司法委員はお役目ごめんになったようで、今回は新しい司法委員が担当。まずは私と司法委員と2人での話し合い。

司法委員は、「判決期日も決まったが、裁判長がどうしても和解にしてほしいとのことで、今までの経緯もよくわからないままに話をするのも心苦しいが、お気持ちはいかがでしょう? いろいろとこじれてしまったようで、難しいかもしれないけれど… 裁判所も人事異動の季節で、途中で他の裁判官に引き継ぐことになっても困りますし…」と、わけのわからない前振り(苦笑) あの裁判長、よっぽど判決文を書きたくないらしいぞ。

私からは、「結論から言うと、和解に応じる気は全くない。ここまで来ると、お金の問題ではない。判決を書くのが面倒だという気持ちもわからないでもないが…(ここで司法委員も苦笑) とにかく白黒つけてもらいたい」と、以前の和解交渉で話したのと同じようなことを繰り返した。

司法委員も、そこまで言うならと、あきらめた様子で、私が退室後、次は被告を呼んでの話。結構長い時間話していたようだが、私がダメだと言う以上、和解が成立するわけもない。被告との話が終わった後に、もう一度私も呼ばれ、裁判長も同席のもと、「和解不調ということで、3月24日に判決になります」という話で決着。

ちなみに判決期日に出廷する必要はない。主文だけを聞きに行くほど暇ではないので、送達されるのを待つことになるだろう。

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2006.03.05

さらに明らかになるデタラメな請求

被告は準備書面での私の指摘を受けてクロス以外の請求書を持参していた。但し、コピーもとらずに原本の束を持ってきていただけだったので、裁判長の指示で、本件に該当する部分だけを抜き出して、被告従業員が地下売店にコピーをとりに走った。この事前準備・事務処理の出来なさ加減は本当に何とかしてほしい…まだファイリングせずに有隣堂の緑のビニール袋に入れてるし…

私は一応、時機に遅れた攻撃防御方法の提出にあたるとして却下を申し立てたが、裁判長は「ま、申し立ては別にいいけどね」と気のない返事。ところが手元に届いたコピー(乙第9号証乙第10号証)をじっくり見てみると、非常に面白い内容なので、却下を申し立てないほうがよかった。しかも全部「同族会社」のK住販発行だし。

以下、これらの請求書が提出されたことにより明らかになったデタラメな請求内容。

■塗装工事の請求金額が過大
被告は、私に対して、窓下の木枠部分の塗装が結露で剥げたとして「建具木部塗装55000円」を請求しているのだが、実際の金額は「塗装工事20000円」(乙第9号証)だったことが判明。被告は1月9日付準備書面で「当該補修工事の施工箇所はこの1箇所のみです」(表中のLDK建具木部塗装の部分)としており、私はそれで55000円は明らかに高いのでおかしいと指摘していた(原告準備書面3のP7)のだが、実は他の部分の塗装費用も含まれていたのである。請求書に記載された「タナ板塗装7000円」と「玄関塗装28000円」(共に乙第10号証)を合わせるとちょうど55000円になるのだが、これらの部分の損傷については、これまで一度も主張されていない。

■クロス貼の面積がやはり過大
186.5平米で私に請求しておきながら(甲第5号証の3)、実際の工事は170.5平米(乙第9号証)。やはり洗面所壁16平米については架空費用の請求であることが確定。

■鍵交換費用が過大
私に10000円を請求しているのに、実際の費用は7000円(乙第9号証)。鍵交換費用については、実費ではなく特約で決まっていると主張するにしろ、印象は悪い。

■室内クリーニング費用の請求書がない
単純に忘れているのか、それとも実費に上乗せして私に請求したから提出できないのか…

しかしまぁ、でたらめな請求をしているばかりか、今回もまた何の説明もないままに自分にとって不利な証拠を提出する考えのなさ加減が、何とも、いとおしく思えてきた(笑)

ただ、私から上記のような反論をする機会はなく、裁判長は「本日は、原告は準備書面のとおり陳述、被告は乙第9-10号証の提出、ということで、弁論終結しますよ。判決は3月24日13時30分」とのこと。まぁこれ以上引き延ばしても結論はほとんど変わらなさそうなので、いいだろう。

ところが、裁判長は続けて、「最後ですが、和解を勧告しますので、司法委員について行ってください」。え? 判決期日まで決めておきながら、和解?

もう少しだけ次回に続く。

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2006.03.04

工事業者は同族会社

前回の続き。

裁判長は、確認したい点をいくつかに絞っていたようだ。続いて、私に対して「入居時にはお互いチェックをしたのですか?」という質問。私は「双方立ち会ってのチェックはありませんでした」と回答。すると被告が、「入居のしおりに書いてあるように、入居後にチェックシートを提出してもらうようになっている」と言うので、私は「それについては準備書面で反論しております」と言うと、裁判長は、「うん、でてるからね」と、あっさりこの話題を切り上げる。

次に被告が、「裁判長、原告は、工事を実施したK住販が当社と同じ会社だと言っていますが、別法人です」と発言。いやいや、別法人だってのは知ってるよ(苦笑)。被告はさらに、「K住販は、うちの会長の会社で、私も以前役員を務めていたことはあるが、現在は給与の支払もないし、資本関係もない」というようなことを、だらだらと発言。裁判長が「つまり、同族会社ってことでいいのかな?」と言うと、被告は「そうですね」と(またまた苦笑)。

裁判長は、「ま、同族であっても請求単価が妥当かどうかだけど、経験上、クロス単価900円は妥当な感じはするね」とつぶやく。そう、クロスの請求単価自体については、いろいろと調べた結果、特に高いわけでもないと思ったので、準備書面ではあえて反論してないのである。ただ、同族であるがために、平米数の水増しについてチェック機能が働かなかった(あるいは共謀して水増しを仕組んだ)、という心証が形成できればよかったのではないかと思う。

さらに次回に続く。

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2006.03.03

今日こそ結審?

今日は、今度こそ最後かと思われる、第5回口頭弁論期日。指定時刻の5分前に法廷に入ると、前回30分近く遅刻した被告が、珍しく先に傍聴席に座っていたので、私が入廷するとすぐに開廷した。

前回のエントリーで、本期日に先立ち提出した原告準備書面4について、「自分ではちょっと気になっている部分もある」と書いたのは、壁クロス以外の明細書が提出されていないと私からあえて指摘した点だったのだが、案の定、被告は今回壁クロス以外の請求書を持参していた。これについては改めて解説することにする。

さて、開廷すると裁判長が私に対して、「敷金返還について原告が被告に請求したのはいつでしたか?」と質問。私は裁判資料を眺めつつ、「甲第4号証の1のとおり、5月12日にメールで請求しています」と返答。裁判長は、これを聞いて、被告に対して「これについて争いはないですか?」と質問。「争いはありません」という返事があったので、本件について確定。

これは、前回口頭弁論時の「本契約上、敷金については、期限の定めのない債務なので、請求して始めて遅延損害金が発生する」という旨の裁判長の発言に関する質問かと思われるので、これで遅延損害金の起算点が5月12日になったのではないかと思うが、実際どうなんだろう。

続いて、被告が「裁判長、いいですか?」と、私が前回指摘した壁クロスの平米数の水増しについて、「原告は壁クロスの平米数を寸法図に基づいて計算しているが、壁には凹凸もあるし、壁紙を貼るときにはロスも発生するので、原告の計算は正しくない」と発言(←かなり要約。実際はだらだらと要領を得ない内容)。

私はその間、ずっと裁判長の表情を観察していたのだが、裁判長はかなりうんざりした感じで、「でもそういうのって、ぜんぶ単価に含めてるんでしょ?」と言うと、被告は「はい」と回答。被告は明らかに裁判長の意図を理解せずに不利な発言をしたわけだが、まぁ、それは私の知ったことではない。

以下、次回。

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2006.03.02

最後の準備書面(のはず)

明日の第5回口頭弁論に先立ち、今週の初めに裁判所に提出した準備書面の内容を紹介する。

原告準備書面4
甲第12号証 本物件のチラシ(原告退去後)
甲第13号証 玄関ホールの壁クロス面積計算書
甲第14号証 クローゼット内部のクロス面積計算書

今回も8ページもの長文になってしまった。全文読むのはちょっと…という方のために、先日話題にした見積書の作成者に関する記述について、ここで引用してみることにしよう。

乙第8号証は、株式会社K住販により作成されているが、本見積書に記載された同法人の住所は被告の現住所と同一であり、被告が業務上使用している封筒には、被告と株式会社K住販の法人名が並んで印刷されている(甲第5号証の5)。また、株式会社K住販の法人名に、被告代表者の苗字と同じ「K」が冠されていることも併せて考えると、被告と株式会社K住販は、実質的には同一の法人である可能性が高い。

ところが、被告は平成18年2月10日の公判時の当事者尋問において、裁判長の質問に対し、自分の会社で原状回復工事を行ったのではないという趣旨の証言を行っているが、株式会社K住販と被告が実質的に同一の法人であるとすれば、これは事実に反する不可解な証言であり、偽証の疑いもあると言わざるをえない。

また、原状回復工事の実施にあたって、被告は複数の工事業者からの合い見積もりを取得し、条件を比較検討するなどして、工事費用の低減を図るべきところを、実際には、被告と密接に関連すると思われる1社からの見積もりを取得しただけであり、しかも、具体的な工事内容と工事費用については、事前に原告に対して相談や報告をまったく行っていなかったことも考えると、事実上「お手盛り」と言うべき請求の実態は明らかであると言える。

最初は両社の登記記載事項証明をとろうかと思っていたのだが、「封筒」があったので、そこまでやる必要はないかと。面倒だしね。

他に、自分ではちょっと気になっている部分もあるのだが、それはまた次回期日終了後に。

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2006.03.01

架空費用の請求

以前、見積書(乙第8号証)の内容と、私に対する請求項目(被告準備書面)が一致しないと書いたが、今日はその内容について、私の準備書面から引用して紹介する。

被告は被告準備書面(平成18年1月9日付)において、洗面所壁クロス16平米の貼り替え費用、ハガシ及び下地補修、残材処理、および、諸経費として、合計1万7957円を原告に請求しているが、洗面所壁クロス部分の工事については、見積書の内容に含まれていない。

見積書の中では、「壁天井クロス張替」の細目として対象箇所を10箇所に分解し、それぞれの平米数を算出しているが、うち、洗面壁(16平米)・トイレ天井(6.5平米)・トイレ壁(10平米)の3箇所の平米数記載部分には「×」印が付されており、該当部分の合計32.5平米、掛けることの、貼り替え単価900円およびハガシおよび下地補修単価150円の合計である、3万4125円は、見積書の合計金額から差し引かれている。

つまり、被告は、実際に補修工事の対象とならない当該部分の費用についても、原告に不当に請求しようとしたものである。

逐一反論するのも大変。でも、それを結構楽しんでたりもするのである(笑)

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