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2006.03.26

今後の展開

今後の展開について、差し障りのない範囲で整理しておく。

おそらく週明けにでも、「判決正本」が原告及び被告宛に特別送達郵便で届けられる。控訴する場合、判決正本を受け取ってから14日以内に控訴状を提出しなければならない。逆に言えば、送達から14日経過しないと、この判決は確定しない。

ちなみに、控訴する場合は、第一審が東京簡裁なので、控訴審は東京地裁になる。上告審は東京高裁なので、どう転んでも最高裁には行けそうにない。残念(笑)

今回の判決では、私の主張の全てが認容されたわけでなく、法律上はあくまで「一部勝訴」なので、認められなかった3万8213円につき争うつもりがあれば、私も控訴することができる。まだ判決理由を読んでいないため、3万8213円の根拠は明らかではないが、この程度の金額であれば、理由はともあれ、私自身は控訴するつもりはないので、あとは被告の出方を待つことになる。

その一方で、この判決には仮執行宣言が付与されている。どういうことかというと、もし被告が控訴した場合、つまり、原判決がまだ確定しない場合でも、私がその気になりさえすれば、差押等により、貸主に対して支払いを強制することが可能なのである。もちろん、事前に穏便に支払いを求めるというステップを踏む必要もないので、貸主の立場からすると、ある日突然、執行官が貸主の事務所を訪れて差し押さえを行うということが、いつ起こってもおかしくない状況になったのである。

シビアなようだが、裁判で勝つとは、そういうことである。さすがは国家権力。ビバ勝訴!

判決の第2項にある訴訟費用については、ちょっと面倒な手続きが必要になるが、それについてはまた次回。

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コメント

突然、強制執行しちゃうのもいいもんだにゃん。反対に、判決拝見しますと認容額の大半が日歩5銭という高金利なので、放置して利息を稼ぐのもよさそうだにゃん。相手が控訴してきたら認められなかった3万8213円の支払いも求めるべく、付帯控訴で応戦するにゃんよ。

投稿: にゃんこ | 2006.03.26 13:06

暇なので遅延損害金を計算したら今日現在で52718円にも達するにゃん。金利だけで既に認容された借主負担とした修繕費を上回ってるのがすごいにゃん。以降、1日当たり154円強がのっかるにゃんね。これで、かつお節がいっぱい買えるにゃんよ。

投稿: にゃんこ | 2006.03.26 13:46

>にゃんこさん
そうなんですよ。敷金の利息は年率換算で約18%なので、この低金利時代に、何て割の良い運用方法! 放置して1日154円稼いでいると、毎日猫缶が2つずつ買えますね。

投稿: mits | 2006.03.26 13:57

ちなみに、どういう場合に日歩5銭で、どういう場合に年5分の遅延損害金になるんでしょうか?遅延損害金の利率に規則はあるのでしょうか?いろいろ調べたのですが、分かりやすいサイトがなかなか見つかりません。お時間あるときにでも、ご指導頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

投稿: けんじ | 2006.03.26 23:08

>けんじさん

こんにちは。私の場合、訴状の第9項を読んでいただければわかるかと思いますが、敷金については、契約書で遅延損害金は日歩5銭という記載があるので、それが優先的に適用されます。過払家賃については、契約書で特に規定がないので、民法第404条で定められている利率(法定利率)である年5分が適用されるというわけです。

ですので、けんじさんも、まずは契約書の内容をチェックして、そこに特段の定めがなければ年5分でよいかと思いますよ。

投稿: mits | 2006.03.27 08:35

mitsさん、ありがとうございます。

また、訴訟費用のことも勉強になりました。
日当や交通費まで請求することが出来るとは
知りませんでした。本当に参考になり、
勉強になります。

ありがとうございます。

投稿: けんじ | 2006.03.27 09:06

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