2005.09.20

進展なし

すっかりこのブログもご無沙汰なのだが、前回の書き込み以降、特に進展もないし、公開のブログである以上、裁判に先立ってこの場で手の内を明かすわけにもいかないので、とりあえず沈黙をしているという状況。訴状訂正申立書を裁判所宛に提出したが、それ以降、何の連絡もないので、まぁ、順調に手続きは進んでいるのだろう。あとは、第1回口頭弁論の日を待つだけ、という状態である。

最近、当ブログの読者からいくつか感想&相談のメールをいただいている。アクセス数も順調に増えており、来訪のルートも多岐にわたっている。勝手ながら、周囲の期待も大きいと思っているので、最初に書いたとおり、同じようなトラブルを抱えている人の参考になれば、と、切に感じている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.09.01

訴状訂正申立書

提出した訴状に、いくつかケアレスミスがあったようで、書記官から「訴状訂正申立書」を提出するように、との連絡を受けたので、書記官の勧めにしたがって、ついでに、被告の住所も修正して送ることにした。

訴状のケアレスミスというのは、証拠番号や日付の間違いなのだが、だから素人は困る、と解釈するのではなく、書記官が細かく添削して教えてくれるというのは、つまり、素人の本人訴訟をバックアップする体制が整っている、というように解釈しよう。「私のケアレスミスでお手数をおかけしてすみません」と電話口で言うと、「いえいえ、いいんですよ」と言ってくれた。こないだも書いたように、裁判所は、意外にも素人原告フレンドリーなのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.30

呼出状不達?

留守電に書記官からのメッセージが残っていた。

「呼出状を被告に送ったのですが、『転居先不明』で戻ってきてしまいました。調査をお願いしたいので、折り返しお電話をいただけますか?」、とのこと。

察するに、法人登記上の所在地と現住所が違っているので、届かなかったようだ。ちなみに、貸主の登記上の住所は、私が住んでいた物件の住所と同じ。実際の貸主の事務所は、そのマンションからみて、道路を挟んで向かい側にあるので、番地が違っている。昔、自分たちの会社があった場所にマンションを建てたのだろうか。

確かに、手元の書類をよく見てみると、契約書や領収書などの住所は登記上の住所になっているが、FAX送付状や封筒の住所は、実際の住所になっている。

ただ、以前、登記上の所在地宛に内容証明郵便を送ったときは、きっちり届いているのに、今回は転居先不明で届いているのはなぜなのだろう? 「特別送達」扱いで送ると、完全に住所が一致しないとダメということなのか? ふだん配達をしている郵便局の人は、呼出状の宛先である貸主がそこに住んでいることは、当然わかっているはずなので…

ま、たいした問題ではないと思うので、明日電話して確認してみることにしよう。

蛇足ながら、今晩、大学時代の友人たちと食事をしているときに、このブログが話題になったのだが、某官庁系法曹キャリアの友人は、「どうせ訴訟するなら、敷金返還だけじゃなくて、損害賠償請求もすれば面白いのに」と言っていた。なるほど、せっかくなので、そういう論点を付け加えるのもいいかもしれない。ちょっと考えてみよう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.08.28

呼出状

「口頭弁論期日呼出状」が届いた。「特別送達」扱いで、封筒には切手が1040円分も貼ってある。めったに目にすることのない1000円切手はこういう使い方をするものなんだ。そして予納した「郵券」6000円分はこのように使われていくのだね… 勝訴した暁には、これも訴訟費用の一部として貸主に請求することになる。

記念すべき第1回期日は9月30日。被告は出席しないらしいので、10分くらいで終わってしまうのだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.08.25

第1回口頭弁論期日の打ち合わせ

裁判所の書記官から再び連絡があった。

「被告との予定がなかなか合わないのですが、あまり先になってしまうのもどうかと思うので、被告欠席前提で9月下旬に第1回口頭弁論の期日を設定したほうがいいかと思うのですが、いかがでしょう?」、とのこと。「その場合は、1回で結審しない可能性が高いのですが・・・」と、言っていたが、私からは、「いずれにせよ1回で結審するとは思ってないので、早いほうがいいです」、と伝えておいた。

裁判所の書記官って、案外、「素人原告フレンドリー」な感じがする。もちろん人によるんだろうが、今回の担当の方は親切にいろいろと教えてくれて、非常に感じがよい。

とりあえず、呼出状が届くのを待つ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.08.24

貸主の先制攻撃(?)

先日、第1回口頭弁論期日の打ち合わせのため、裁判所から電話があったのだが、そのときに興味深い話を聞いた。

「裁判所からは、まだ訴状を送ってないんですが、被告の方が、訴訟がおこされたことをなぜか既にご存知だったようで、被告のほうから先に当裁判所に電話があって、第1回口頭弁論期日のご希望をおっしゃっておられまして…」

ということは…(苦笑、というか、爆笑) 最近、何だか妙なアクセスがあるなぁ、と思ってたら、そういうことだったか。まぁ、当然そういうこともあるだろうね。一生懸命ネットで検索して調べているなかで、たまたま見つけたのだろうか。だとすると、さぞガイドラインや判例についての理解も深まったことだろう。

さて、この事実に気づいて、私が考えたのは、以下のオプション。

  1. 気づいたことを公言して、このまま続ける
  2. 気づかぬふりをして、このまま続ける
  3. 気づかぬふりをして、故意に間違った情報を流して、撹乱してみる
  4. ブログを閉鎖する

結論はもちろん1。アクセス数も増えてきているので、ブログを閉鎖したり、あえて嘘の情報を流したりして、期待を裏切るわけにはいかない。そして、この件はネタとして非常に面白いので、私の心の中にだけとどめておくのはもったいない、という理由。

正々堂々やりましょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.08.21

訴状

8月15日に提出した訴状の内容を公開しよう。実際に提出した原本は、Wordで作成した文書をA4用紙に印刷して綴じたものである。裁判所に行けば、敷金返還訴訟用の訴状雛形も用意されているようだが、私は言いたい事が山ほどあるので、弁護士の友人の助けを借りつつ、自分で作成してみることにしたのである。


訴状

平成17年8月15日

東京簡易裁判所御中
送達場所
住所
電話番号
FAX番号
原告 ○○ ○○

住所
電話番号
FAX番号
被告 有限会社 ××××
代表者代表取締役 ×× ××

敷金返還等請求事件
訴訟物の価格 38万5097円
貼用印紙額   4000円

請求の趣旨

1. 被告は、原告に対し、金38万5097円、及び、金33万4000円に対する平成17年4月22日から支払済みに至るまで日歩5銭の割合による金員、及び、金5万1097円に対する平成17年3月23日から支払済みに至るまで年5分の割合による金員を支払え。

2. 訴訟費用は被告の負担とする。

との判決並びに仮執行の宣言を求める。

請求の原因

1. 原告は、平成15年2月8日、被告から、下記の建物(以下、本件建物という)につき、賃貸期間平成15年2月20日から満2年間、賃料月額16万7000円、管理費月額9000円で住居として賃借し(甲第1号証の1)、平成15年2月20日、居住を開始した。

所在地 東京都××区…
建物名 ××× ○号室

2. 原告は、平成15年2月8日、被告に対し、上記契約に付帯して、敷金として金33万4000円を差し入れた(甲第1号証の7)。

3. 原告は、平成15年2月8日、被告に対し、上記契約に付帯して、礼金として金33万4000円を支払った。(甲第2号証)

4. 本件契約は、その後、賃貸期間平成17年2月20日から2年間、賃料および管理費ともに変更のない約束で、更新された(甲第3号証)。

5. 更新に際し、原告は、平成17年1月25日、被告に対し、本件契約に付帯して、更新料として金17万5350円を支払った。

6. 本件契約は、平成17年3月22日に、合意解約により終了し、原告は、平成17年3月21日に、本件建物を被告に明け渡した。

7. また、原告は、平成17年2月25日、翌3月分の賃料及び管理費17万6000円を支払ったところ、平成17年3月22日に、本件契約は合意解約により終了した。したがって、被告は、本件契約終了後の平成17年3月23日以降、同月31日までの日割り家賃4万8484円及び日割り管理費2613円を原告に不当利得として返還する義務を負うが(民法703条、704条)、未だ返還されていない。

8. 被告は、本件契約第5条第3項に基づき(甲第1号証)、本件建物の明渡し後1ヶ月を経過した翌日である平成17年4月22日に、原告に対して敷金を返還する義務があるが、同期日を過ぎても返還がなされなかった。

9. 被告は、本件契約第5条第4項に基づき(甲第1号証)、明け渡し後1ヶ月を経過した翌日である平成17年4月22日以降については、原告に対して日歩5銭の割合による遅延損害金を支払う義務がある。

10. 原告は、平成17年5月12日、被告に対し、電子メールを送信し、敷金返還についての状況説明を要求したところ(甲第4号証の1)、被告は、平成17年5月13日、原告に対し、電子メールを返信し、原状回復に伴う請求書がまだ揃っていないことを遅延の理由として挙げたうえで、数日中に精算書を送付する旨を伝えてきた(甲第4号証の2)。

11. 原告は、平成17年5月16日に、被告に電子メールを送付し、精算案の提示にあたって、国土交通省のガイドラインに沿った内容であることを期待する旨を伝えたが、その後の数度にわたる電子メールのやりとりにおいて、被告から誠意ある回答を得られなかった(甲4号証の3から同の8)。

12. その後、被告は、平成17年6月2日、原告に対し、原状回復工事費用として40万4591円の明細書を送付し、原告が被告に差し入れた敷金33万4000円、過払い日割り家賃4万8484円、過払い日割り管理費2613円の合計では不足しているとして、不足分1万9494円を請求した(甲第5号証)。

13. 原告は、平成17年6月23日、被告に対し、敷金等の返還を求めたが、未だ金員を一切返還していない(甲第6号証の1、同の2)。

14. かかる現状に鑑み、原告は、平成17年7月8日、監督官庁である東京都知事及び東京都都市整備局不動産業課に対し、被告への行政指導を要請した(甲第7号証)。

よって、原告は、被告に対し、敷金33万4000円及びこれに対する明け渡し後1ヶ月を経過した翌日である平成17年4月22日から支払済みに至るまで日歩5銭の割合による遅延損害金、過払い日割り家賃4万8484円及び過払い日割り管理費2613円並びにこれらの金員に対する平成17年3月23日から支払済みに至るまで年5分の割合による遅延損害金の支払いを求める。
以上

証拠方法

甲1号証 平成15年2月8日締結の賃貸借契約書1式
(中略)

附属書類

資格証明書 1通
甲号証の各写し 各1通

内容については、そのうちまた。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.08.16

「裁判を早く解決するために」

提訴したときに、「市民訴訟の審理について ~裁判を早く解決するために~」(←ちょっと日本語ヘンだ)という題名の付いた紙をもらった。

何でも、原則として3回以内の期日で審理を終える工夫をしている、とのことで、そのために、言い分は書面に書いて持ってこい、ということらしい。

本当に3回で審理が終わればいいのだが、私としては、被告側が言い分をちゃんと書面にまとめてくるのかどうか、ちょっと心配。先日紹介したメールからも推測できるように、貸主は、論旨をきっちりまとめて相手に伝えるという訓練ができていないようなので、手ぶらで裁判にやってきて、言いたい放題だと、裁判が無駄に長引いてしまうことにもなりかねない。

私が言うのも変な話だが、いっそのこと、先方が代理人を立ててくれたほうがいいような気もするのだが、そこまで費用をかけるかどうか…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.15

提訴

sojou

特に進展もなかったので、長らくこのブログをご無沙汰していたが、本日午後、東京簡易裁判所に出向き、通常訴訟として提訴し、無事に受理された。

お盆休みのせいか、東京簡裁1階の民事訴訟受付係は閑散としており、番号札をとるまでもなく、すぐに窓口に案内された。若い女性が担当。用意してきた訴状と証拠の写しを2部(正副1部ずつ)と貸主の法人登記謄本(資格証明)を1通出すと、

「敷金返還訴訟ですね。少額訴訟ではなく、通常訴訟でよろしいですね」と聞くので、「通常訴訟でお願いします」と答える。少額訴訟は窓口が別になっているらしい。

印紙をまだ貼っていなかったので、印紙額4000円と「郵券」(専門用語っぽいなぁ。切手のこと)6000円分を地下1階の窓口で購入してくるよう、メモを渡される。買い終わって同じ窓口に戻って印紙と切手を渡すと、「では、これで受け付けが完了しました」と言って、「受付票」を渡してくれた。書類の不備の指摘もなく、計約10分で終了。受付票には、平成17年ハ第13708号(民事第3室)と書かれている。

「第1回の口頭弁論はいつ頃になりそうですか?」と聞くと、「1ヶ月半くらい先になるかと思います。民事第3室の担当から連絡しますので、そのときに打ち合わせてください」とのこと。先は長い…

せっかく来たので、法廷のある3階と4階にも行ってみたのだが、法廷も夏休みなのか、3室しか営業(?)してなかった。傍聴していこうかとも思ったが、サラ金の貸金返還請求事件ばっかりなので、今回は見送り。本番前までに、できれば他の敷金返還訴訟を傍聴してみたい。

私の訴状の内容は、追って紹介することにする。

| | コメント (0) | トラックバック (1)