2006.03.06

当然の和解拒否

金持ち喧嘩せず」発言の司法委員はお役目ごめんになったようで、今回は新しい司法委員が担当。まずは私と司法委員と2人での話し合い。

司法委員は、「判決期日も決まったが、裁判長がどうしても和解にしてほしいとのことで、今までの経緯もよくわからないままに話をするのも心苦しいが、お気持ちはいかがでしょう? いろいろとこじれてしまったようで、難しいかもしれないけれど… 裁判所も人事異動の季節で、途中で他の裁判官に引き継ぐことになっても困りますし…」と、わけのわからない前振り(苦笑) あの裁判長、よっぽど判決文を書きたくないらしいぞ。

私からは、「結論から言うと、和解に応じる気は全くない。ここまで来ると、お金の問題ではない。判決を書くのが面倒だという気持ちもわからないでもないが…(ここで司法委員も苦笑) とにかく白黒つけてもらいたい」と、以前の和解交渉で話したのと同じようなことを繰り返した。

司法委員も、そこまで言うならと、あきらめた様子で、私が退室後、次は被告を呼んでの話。結構長い時間話していたようだが、私がダメだと言う以上、和解が成立するわけもない。被告との話が終わった後に、もう一度私も呼ばれ、裁判長も同席のもと、「和解不調ということで、3月24日に判決になります」という話で決着。

ちなみに判決期日に出廷する必要はない。主文だけを聞きに行くほど暇ではないので、送達されるのを待つことになるだろう。

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2006.03.05

さらに明らかになるデタラメな請求

被告は準備書面での私の指摘を受けてクロス以外の請求書を持参していた。但し、コピーもとらずに原本の束を持ってきていただけだったので、裁判長の指示で、本件に該当する部分だけを抜き出して、被告従業員が地下売店にコピーをとりに走った。この事前準備・事務処理の出来なさ加減は本当に何とかしてほしい…まだファイリングせずに有隣堂の緑のビニール袋に入れてるし…

私は一応、時機に遅れた攻撃防御方法の提出にあたるとして却下を申し立てたが、裁判長は「ま、申し立ては別にいいけどね」と気のない返事。ところが手元に届いたコピー(乙第9号証乙第10号証)をじっくり見てみると、非常に面白い内容なので、却下を申し立てないほうがよかった。しかも全部「同族会社」のK住販発行だし。

以下、これらの請求書が提出されたことにより明らかになったデタラメな請求内容。

■塗装工事の請求金額が過大
被告は、私に対して、窓下の木枠部分の塗装が結露で剥げたとして「建具木部塗装55000円」を請求しているのだが、実際の金額は「塗装工事20000円」(乙第9号証)だったことが判明。被告は1月9日付準備書面で「当該補修工事の施工箇所はこの1箇所のみです」(表中のLDK建具木部塗装の部分)としており、私はそれで55000円は明らかに高いのでおかしいと指摘していた(原告準備書面3のP7)のだが、実は他の部分の塗装費用も含まれていたのである。請求書に記載された「タナ板塗装7000円」と「玄関塗装28000円」(共に乙第10号証)を合わせるとちょうど55000円になるのだが、これらの部分の損傷については、これまで一度も主張されていない。

■クロス貼の面積がやはり過大
186.5平米で私に請求しておきながら(甲第5号証の3)、実際の工事は170.5平米(乙第9号証)。やはり洗面所壁16平米については架空費用の請求であることが確定。

■鍵交換費用が過大
私に10000円を請求しているのに、実際の費用は7000円(乙第9号証)。鍵交換費用については、実費ではなく特約で決まっていると主張するにしろ、印象は悪い。

■室内クリーニング費用の請求書がない
単純に忘れているのか、それとも実費に上乗せして私に請求したから提出できないのか…

しかしまぁ、でたらめな請求をしているばかりか、今回もまた何の説明もないままに自分にとって不利な証拠を提出する考えのなさ加減が、何とも、いとおしく思えてきた(笑)

ただ、私から上記のような反論をする機会はなく、裁判長は「本日は、原告は準備書面のとおり陳述、被告は乙第9-10号証の提出、ということで、弁論終結しますよ。判決は3月24日13時30分」とのこと。まぁこれ以上引き延ばしても結論はほとんど変わらなさそうなので、いいだろう。

ところが、裁判長は続けて、「最後ですが、和解を勧告しますので、司法委員について行ってください」。え? 判決期日まで決めておきながら、和解?

もう少しだけ次回に続く。

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2006.03.04

工事業者は同族会社

前回の続き。

裁判長は、確認したい点をいくつかに絞っていたようだ。続いて、私に対して「入居時にはお互いチェックをしたのですか?」という質問。私は「双方立ち会ってのチェックはありませんでした」と回答。すると被告が、「入居のしおりに書いてあるように、入居後にチェックシートを提出してもらうようになっている」と言うので、私は「それについては準備書面で反論しております」と言うと、裁判長は、「うん、でてるからね」と、あっさりこの話題を切り上げる。

次に被告が、「裁判長、原告は、工事を実施したK住販が当社と同じ会社だと言っていますが、別法人です」と発言。いやいや、別法人だってのは知ってるよ(苦笑)。被告はさらに、「K住販は、うちの会長の会社で、私も以前役員を務めていたことはあるが、現在は給与の支払もないし、資本関係もない」というようなことを、だらだらと発言。裁判長が「つまり、同族会社ってことでいいのかな?」と言うと、被告は「そうですね」と(またまた苦笑)。

裁判長は、「ま、同族であっても請求単価が妥当かどうかだけど、経験上、クロス単価900円は妥当な感じはするね」とつぶやく。そう、クロスの請求単価自体については、いろいろと調べた結果、特に高いわけでもないと思ったので、準備書面ではあえて反論してないのである。ただ、同族であるがために、平米数の水増しについてチェック機能が働かなかった(あるいは共謀して水増しを仕組んだ)、という心証が形成できればよかったのではないかと思う。

さらに次回に続く。

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2006.03.03

今日こそ結審?

今日は、今度こそ最後かと思われる、第5回口頭弁論期日。指定時刻の5分前に法廷に入ると、前回30分近く遅刻した被告が、珍しく先に傍聴席に座っていたので、私が入廷するとすぐに開廷した。

前回のエントリーで、本期日に先立ち提出した原告準備書面4について、「自分ではちょっと気になっている部分もある」と書いたのは、壁クロス以外の明細書が提出されていないと私からあえて指摘した点だったのだが、案の定、被告は今回壁クロス以外の請求書を持参していた。これについては改めて解説することにする。

さて、開廷すると裁判長が私に対して、「敷金返還について原告が被告に請求したのはいつでしたか?」と質問。私は裁判資料を眺めつつ、「甲第4号証の1のとおり、5月12日にメールで請求しています」と返答。裁判長は、これを聞いて、被告に対して「これについて争いはないですか?」と質問。「争いはありません」という返事があったので、本件について確定。

これは、前回口頭弁論時の「本契約上、敷金については、期限の定めのない債務なので、請求して始めて遅延損害金が発生する」という旨の裁判長の発言に関する質問かと思われるので、これで遅延損害金の起算点が5月12日になったのではないかと思うが、実際どうなんだろう。

続いて、被告が「裁判長、いいですか?」と、私が前回指摘した壁クロスの平米数の水増しについて、「原告は壁クロスの平米数を寸法図に基づいて計算しているが、壁には凹凸もあるし、壁紙を貼るときにはロスも発生するので、原告の計算は正しくない」と発言(←かなり要約。実際はだらだらと要領を得ない内容)。

私はその間、ずっと裁判長の表情を観察していたのだが、裁判長はかなりうんざりした感じで、「でもそういうのって、ぜんぶ単価に含めてるんでしょ?」と言うと、被告は「はい」と回答。被告は明らかに裁判長の意図を理解せずに不利な発言をしたわけだが、まぁ、それは私の知ったことではない。

以下、次回。

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